2007年08月14日
ザ・座布団!
Uターンラッシュが始まったようです。
この夏の思い出を土産に、笑顔で挨拶を交わす人々の光景・・・とてもあたたかです。
今朝、バスの中でのおばさま方、数人の会話!
「今の若い人は、座布団の敷き方 も知らんもんねー」(結構、大きな声)
「そうそう、○○さんのところは反対にむいとったろー」(大きな声)
畳の上の定番・・・座布団。
この座布団には、向きがあり、表裏があることをご存じですか?
座布団の形は、長方形。
そう、縦長に敷くものなのです。
縦長の一方は、必ず縫い目がありません。(あとの三方は縫い目があります)
その縫い目のない方に、膝がくるように敷くのが正しい敷き方だそうです。
そして、表裏。
中綴じのところで、糸の房が出ている方が表。
今は、多くの方が洋式の生活をしておられるからでしょうか。
クッションのように扱われていて・・・
中身とカバーが別物として存在していますから・・・知らない人も多いですよね。
ですが、知っていて損はありません。
古くからの教え・知恵を学ぶことは、私達を豊かに、ス・テ・キにしてくれます。
想像してください。
お座敷に通され、座布団が敷いてあって・・・、
「どうぞ」と通される・・・。
膝からのって、自然な振る舞いの中、奇麗に座ることが出来たら・・・ス・テ・キ
では、ご機嫌な気分でお過ごしください。